ちょっと立ち止まって考えてみよう!
危ない雰囲気が漂うテーマだけど、会社を辞めた私の場合は人生の戦略を立てるにあたり自分にとって何が大事か?を考える必要があると思った。色々考えた結果、結論はこうだった。
私の結論
今のままで良し【ただし例外あり】
なんだそれは?と思ったと思いますが私が結論に至るまでに参考にした2冊の本でもう少し具体的に私の考えを話したいと思います。
参考にした2冊の本
- 「**シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」**エリック・ジョーゲーソン著
- **幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」**橘玲著
【ナヴァル・ラヴィカント氏と橘玲(たちばな あきら)氏】
ナヴァル氏はアメリカ シリコンバレーの実業家、投資家。橘氏は日本の元編集者で作家。
この2人の本で「幸福」についてもう少し調べてみた。
橘氏は幸福の条件として
「①自由 ②自己実現 ③共同体=絆」と書いています。
そして「この3つの幸福の条件は、3つのインフラに対応しています。」と述べています。
①金融資産(現金、不動産、株等)、②人的資本(自らの労働力)、③社会資本(周りとの関係性)
金融資産の上に自由、人的資本の上に自己実現、社会資本の上に共同体=絆のそれぞれがあるような状態。そして本ではこのインフラを橘氏は具体例を交えて以下の様に表現しています。具体例は長くなるので詳細は本で読んでみて下さい。
- 3つ揃った状態=「超充」→ レアケース
- 社会資本のみ=「プア充」→ お互い助け合いながらの状態
- 3つ何も無い状態=「貧困」
- 人的資本と社会資本=「リア充」→ 貯金はないけど一流企業で恋人もいる状態
- 人的資本と金融資産=「お金持ち」→(投資家/トレーダー)
- 金融資産と社会資本=「旦那」→ 自分は稼げないけどお金があり人とつながっている状態
- 金融資産=「退職者」→ 年金生活者
- 人的資本のみ=「ソロ充」→ 恋人の有無や結婚を考えない若者
ナヴァル氏の「幸福」についてはわかりやすく記載してありました。
- 「幸福=健康+富+よい人間関係」
健康と富を詳細を追求すると
- 「健康=運動+食事+睡眠」
- 「富=収入+資産✖︎(投資収益率) と書かれている。
さらに本書で「幸福とは素の状態だと信じている。人生に何かが欠けているという感覚が無くなったとき、幸福がやってくる。」とも言っています。
私の場合に当てはめて考えてみると!?
これらを踏まえて私が考えるにお金があれば自由になるし、自分のスキル、技術があれば自分の夢が叶えられるし、信用があれば身近な人との絆や会社や社会でも人との関係を保てると解釈しています。また、3つ揃うのは非常にまれで2つでも別にやっていける状態だと解説もされています。但し1つだけだと欠けた場合に貧困に陥ってしまうリスクもあります。
【例】
(喧嘩して仲間外れにされた → 社会資本の喪失)
(体調を崩し一時的に働けなくなった → 人的資本の喪失)
(株に失敗して資産を減らした → 金融資産の喪失)
現在、無職の私は社会資本のみで生きている状態であり、高リスクでの状態ではあります。 しかし、素の状態が幸福というのも分かるよう様な気がします。ストレスやお金が少ない状態になればその状況に順応をする様になっていたからです。但しお金の悩みは付き纏っていましたが・・・
(お金減 → お金を使った行動の制限)
(ストレス減 → 無駄な飲み会の消失)
その間の心境としては不幸を感じませんでした。また楽しいともあまり感じませんでした。幸福の形は人それぞれありますが、幸福の方程式を参考にした後、自分の状態をしっかりと持ち腹落ちさせる。そして他人と比較するのでは無く、自分で実際に経験して感じること、自分だけの戦略を取るのも大事だけど本や対人を含め自分のレベルアップを図ることが大事だと感じました。